北海道はお盆が過ぎるともう秋という感覚が昔からあり、海水浴できるのはほんのひと時といった感じです。
来週末から8日間知床に行くことを考えると、この前の週末しか海水浴できる日がないということで子供らを連れて島牧村まで海キャンプに行ってきました。
先週の平日はほぼ毎日といっていいほど雨降りが続いていましたが、土曜日の午前中からはようやく夏らしい太陽が顔を出しました。
週末の天気予報をみると土曜日は晴れと曇り半々とのことだけど日曜日は1日中晴れ渡るらしく、こうなれば完全に海キャンプモードとなりテンションも上がってきました。
4時間半ほどかけてようやく到着したのは、年1~2回訪れるほどとてもお気に入りの島牧村にある江ノ島海岸です。
この海岸は日本の渚100選のひとつであり、海岸が玉砂利のおかげか海がとてもきれいなのです。
この日は、ここにテントを張りキャンプすることにします。
到着したのがだいたい午後4時半ごろだったので先客の何組かはすでにテントを張りおえていました。
ここはキャンプ場とは異なりトイレがある以外は炊事場とか何もないところなので1年を通じて一番多いと思われるこの時期でさえ数組程度なのでとても静かで気に入っています。
何せどこかのキャンプ場のようにガチャガチャしたところが苦手なもので・・・
まずは肝心な寝床の確保です。
やっぱりせっかく海キャンプに来たのだから、砂浜でテントを張ることにしました。
何といっても寝ている間の波音の心地よさや起きたら目の前が海というのがなんとも癒される感じがして・・・
テントの設営をすました後は、子供らを海岸で遊ばせている間に夕食の支度にとりかかります。
いきなり七輪の写真ですが・・・
実は今まで持っていた珪藻土?素材の七輪は重くてたいして焼くスペースがないのでかなりの不満がありました。
といっても、ホーマックのようなホームセンターなんかで売っているのはみんなこのタイプなので仕方がないのかなあと何となく思っていました。
そんな時、アマゾンで七輪を探していたらようやく僕の欲しかった七輪が見つかったのです。
口コミの評判もかなり上々であったので、即決で買うことにしました。
そういえば珪藻土素材の七輪を買う以前は、今回買ったのとほとんど同じような感じのもので、2年ほど前に底に穴があいてしまうまで長年重宝しておりました。
今回は家の畑で採れた大根やジャガイモなんかがあったので久しぶりに豚汁をつくりました。
焼き物をする前の強い火力を利用して作るとかなり効率的です。
だいたいいつものパターンだけど手羽先と・・・
塩ホルモンに、ジンギスカンにしておきました。
特に高価でもないので我が家の定番となっています。
ちょうど夕食の時間帯でしたが日本海に沈む夕日がとてもきれいでした。
太陽が沈む前もきれいでしたが、それ以上に沈んだ後の数分間は、空と海が真っ赤に染まり幻想的でありました。
いつも釣りやらキャンプやらで夕日を見る機会は多々あったと思いますが、夕日を見てこんなに感動するのは記憶では初めてのような気がします。
テント越しの海も海キャンプならではということで・・・
息子もちょいとは夕日に感動しているのか?
今回の海キャンプの目的のひとつであるのが花火です。
この時のために通常の花火セットのほかにロケット花火などを買ってまいりました。
今のご時世ロケット花火できるところなんかは、こういった誰もいない海岸ぐらいしかないのではないか?
家族がテントで寝静まった後、一人で海岸でちょい夜釣りをしました。
夏枯れということもあり釣れはしないと思っていましたが、50メートルほど沖合に消波ブロックが沈んでいるのでソイ系の魚は釣れるのはないか?とちょっと期待はしながらロッドをい振り続けました。
海岸を左右に移動しながら振り続けると、明確な当たりがあり合わせて引き上げると・・・
かなりの小ぶりではありますが、ヒラメが釣れました。
小さいとはいえヒラメを釣ったのは人生初なのでとりあえず写真に収めることにしました。
もちろん、写真撮った後は、丁寧に針を抜き逃がしてやりました。
ん~。確かに顔つきや目の位置からしてヒラメだ。
そのあとも、ちょいとの可能性を信じてロッドを振り続けましたが、10時過ぎになり眠くなってきたので床につくことにしました。