週末のお話し。
我が家で数株植えているハスカップの花がちょうど満開となったんで、このタイミングでハスカップの新規開拓に出かけることにしました。
なぜ、このタイミングなのかというと、簡単に言えば新規開拓するには一番探しやすいからなのですね。
まだ草木がそれほど生えていないこの時期、ハスカップの黄色い花が遠目でも目立つんで割かしその他の時期に比べて発見しやすいのです。
毎年出かけているハスカップ採りでありますが、年々収穫量が落ちてきたんでそろそろ別の場所も開拓する必要が出てきたのです。
当日は朝4時起きで探索に出かけました。
ハスカップと言えば自生しているのがほとんどなくなってきている現状を考えると、不発に終わる可能性が高いとある程度覚悟はしておりました。
ところが・・・
めぼしそうなところを何か所か探索したりして移動を繰り返しているうちにようやく見つけてしまいました。
分かりにくいですが、この写真に写っているほとんどがハスカップの木なのですね。
まさに群生といった感じです。
いまだにこんなのが生えているなんてビックリです。
7月上旬ぐらいになればこれらにたくさんの実がつくのでしょうか?
その時にまた来てみたいと思います。
花の色を頼りにして探していましたが、ようやく咲き始めといった感じでした。
ハスカップの木の近くでは鹿の群れに遭遇しました。
車が来て驚いたのか、みんなこちらを見ていました。
1日かけてハスカップを新規開拓する予定で出かけたのですが、思ったよりも早い段階で見つかったので、帰りがけに近くの山林で他に何か食材はないかなあと探索してみることにしました。
足元を丹念に探していると見つけました。
これはモミジガサといわれる山菜。
色々と呼び方があるようで僕なんかは「シドケ」と普段は呼んでいます。
通常、お浸しにしたりして食べますが、山菜特有の苦みがあり割とクセのある味なので、人によっては好き嫌いが分かれるかと思いますが、僕は「これぞ山菜!」と言いたくなるような味と茎の独特な食感が割と好きですね。
それでも、そんなバクバク食べるもんではなく、小鉢にちょこっと入っていれば十分満足できるほどです。
その他に行者ニンニクの群生も何か所かで見つけました。
家族で食べるには十分な量だったので、来年の春ここに来て採ろうかなと思います。
そんなに細くはなさそうだし。
これまたその近くの場所。
だいたいこんな場所を探すのであれば、やっぱりあれですよね。
そうです。
ウドです。
ただ、思ったよりも本数がなかったし、まだ全体的に出ていなかったのでここでは1本も採らなかったです。
今週末あたりは畑の作業で大忙しとなりそうですが、時間を作ってウドでも探しに行ってこようかなと思います。
なぜならウドの葉っぱの天ぷらが早く食べたいので・・・