積丹での2日目早朝にタケノコを採った後はベースキャンプしている海岸へ戻ることにしました。
戻ってくる途中、焼きタケノコ用のマヨネーズを買い足すため地元の商店に寄っていたので戻りはもうすでに9時前でした。
海岸に着くと子供らは前日に知り合った札幌のお友達と波打ち際で海水浴して遊んでいました。
まだ海水浴シーズンにはほど遠いかもしれないけど、子ども達にとってはもう待ちきれなかったのでしょう。
それにしても6月半ばでまだ日が高くないこの時間帯なのによく海に入れるなと感心してしまいました。
まあ、たしかにこんな天気も良くきれいな海だったら入りたくなる気持ちも分からないわけではないけども。
さて、子供らが波打ち際で遊んでいる間に荷物の整理なんかをやりつつ採ってきたタケノコを新鮮なうちに食べたく七輪の火をおこすことにします。
タケノコ料理は天ぷら、煮しめなどなど色々ありますが、何といってもダントツでこの焼きタケノコですね!
それも家に持って帰ってから食べると時間もだいぶたちアクが出始めるんで、こうして採ってきてからすぐに食べるのは何といっても最高です。
さあて、焼きあがりましたよ。
表面には焦げ目が付いていますが中のタケノコは蒸し焼き状態です。
トウモロコシのような甘いいい香りが~
途中わざわざ商店で買ってきたマヨネーズをつけて食べます。
僕が採ってくる数ある山菜の中でもこの焼タケノコが子供らにとって一番好きなようです。
全部で20本近く焼いたんで一人5本ぐらいは食べたんじゃないかな。
午前中いっぱい海岸でのんびりして午後になり撤収して帰ることにしました。
途中、ここでちょっとだけワラビを採ってから帰ることにします。
見た目はただの笹薮でありますが、こういう所にもいい状態のワラビがあるのです。
あったあった!
ここのワラビは笹の中に点在しており、柔らかく茎が長いのが特徴です。
早朝のタケノコ採りで十分疲れたのでここでは、ほんの食べる分だけにしておきます。
15分ほどでこれだけ採れました。
こんだけ状態のいいものであれば十分満足であります。
さて、家について待っているのがもちろん採ってきたタケノコとワラビの処理であります。
タケノコは皮をむかなければならないし、ワラビはあく抜きしなければならないのでけっこう時間がかかるんです。
タケノコとワラビ同時でやってしまいます。
ワラビはいつもどおり小麦粉であく抜きします。
いちおう忘備録として分量はこんな感じ↓
水3リットル、小麦粉大さじ12、塩小さじ4がちょうどいいかなと。(小麦粉のダマ防止にミキサーであらかじめ混ぜるのがポイント)
タケノコに先立ちワラビのあく抜きが完了。
こんだけの量なんで保存するまでもなく2回分で食べきってしまいました。
続いてタケノコ。
量はそんなにないけどやっぱり大変でした。
皮をむいてもこの太さ!いい感じです。
さすがに全部は食べきれないので、小分けに真空パックして冷蔵庫に保存することにしました。
瓶詰めにしておけば1年は持つのですが、これがけっこうかさばるんで今回始めて真空パックしてみました。
ただ日持ちの度合いが分からないのでできるだけ早いうちに食べちゃいたいと思います。
今年春先の行者ニンニクから始まりタラの芽、ウドと続いていた山菜もこのタケノコ、ワラビで終了となりました。
他の予定の都合上、ウドが1回分しか食べれなかったのが心残りとなりましたが、総じて満足のいく春の山菜採りでありました。
これからの時期は、数々の畑の野菜の収穫、そして海に移りホッキ貝、また、秋にはキノコ、木の実など違う食材へとシフトしていこうと思います。