前回は塩抜きから乾燥までの工程を書きました。
と、ここまでが土曜日の作業でした。
さて、今回書くのは翌日曜日に行った温熱乾燥、燻煙を経てベーコンが完成するまでの作業についてです。
それまでの作業はいったん仕込んだあとはほぼほったらかしと言ってよさそうですが、この日に行う作業は温度管理が重要でありちょくちょく様子を見る必要があるため、ほったらかしというわけにはいかないのです。
ということで…
今回も登場。
ドラム缶で作った燻製器。
ちょっとした小物であれば簡易的な燻製器で構わないんだけど、ベーコン作りとなるとやはりこのくらいの容量が必要なのです。
この燻製器では網を3段セットできる作りになっているんだけど、素材全体に均一に燻すためには網に乗せるより吊した方がいいと思ったので今回からはそのようにしました。
煙は下から上がってくるので、下側と上側で燻され方にムラが生じるのは当然と言えば当然でしょうか。
ちなみに、ちょうどいい長さの串(2本セット)が100均で売っていたので今回はこれを利用。
それと、気付き事項としてだけど、いつもはチップを乗せる皿は使い古しのフライパンを使用していたけど、今回熱の伝わりを良くしようと思いステンレスのプレートにしてみたらすぐにチップに引火してどうにもならなかった。
やはり、従来どおりのフライパンが正解だったようです。
温熱乾燥を1時間、燻煙を4時間の計5時間の末、ようやく…
ベーコンの燻煙が完成!
あまり燻し過ぎるとかえってクセが強くなってしまうのでだいたいこのくらいの色合いがよさそうかなと。
では、恒例の断面チェックをするとします。
はい。
どうでしょう?
なかなかいい感じではありませんか?
もちろんこの後は実食することに!
さて、最初はどんな風にして食べようか…
やはり、ベーコンそのものの出来をみるには厚めに切って焼いて食べるのが一番かな?
そして、肝心の出来はというと…
正直、回数を重ねるごとに少しずつ上手になってきたかなと思います。
旨味がしっかりと効いてクセもなく、とても美味しかったです。
ただ、息子が言うにはちょっとしょっぱいとのことでした。
僕はこんなもんだと思うけど、次回はもうちょっと薄味にしてもいいかも。
要改善です。
ということで、しばらくはベーコン楽しめそうだ…
次はパスタの具材として食べようかな。
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