今日は久しぶりに行った釣りの話。
秋に入って何回かサバを釣りに出かけていたんだけど、相変わらず10匹前後と釣果はパッとせずこのまま終わらせるのも嫌だなと思い、先日何とか都合がついたので再訪することに。
この日は仕事から帰ってきて夕食を済ませてからの出発だったので、現地に着いたのは9時前だったかな。
先客は見渡す限り10名ほどとピーク時に比べたらだいぶ少なく、のんびりと釣りすることができてよかった。
それはそうと肝心の狙っていたサバは釣れたのか?
今回は22、3センチほどの中サバも混じっていたけど、その殆どは10センチ~15センチの小サバが主体でありだいたい100匹くらいでした。
もともとサバ釣りが好きなのも味噌煮や唐揚げが食べたいが故なので、小サバは最初海に帰していましたが、次第にこの日は小サバが主体であることに気付いたので、何とか小サバの利用価値はないかなと考えたところ出汁用の煮干しを作ってみようかなと思ったわけです。
煮干しというとカタクチイワシが一般的であるけど、調べてみるとサバの煮干しもありのようなので。
煮干し
煮干し(にぼし)は小魚を煮て干したもので、主に出汁をとる材料として使われるほか、そのまま、あるいは乾煎りにするなどで食べられている。カタクチイワシで作ったものが最も一般的だが、マイワシ、ウルメイワシ、キビナゴ、アジ、サバ、トビウオ(あご)などを原料としたものもある。イリコ(炒り子)、じゃこ(雑魚)、だしじゃこ(出汁雑魚)など多くの別名がある。ウィキペディアより
大きめのサバは予定どおり味噌煮や唐揚げにしたほか、それ以外の小サバは煮干しにしてみることに。
作り方は簡単で頭と内蔵を取り除いたら海水と同程度の濃さ(3%)で5分程度煮て(この時、煮崩れしてしまうのであまりグラグラ煮立ちさせない方がいい)、ザルにあけ水分を切ったらあとは魚干し網で風干しするだけ。
ちなみに今回頭は取ったけど、煮干しにするのであれば頭は取らなくても良かったかも。
一晩たった様子。
身が小さいため一晩で半分ほど乾燥された感じです。
ここでちょっと味見。
塩水で煮ているので、とてもいい塩梅であり、また干したおかげで旨味が凝縮している感じです。
と、このまますべて乾燥させてもいいんだけど、このうちちょっとだけ実験的に試したいことが…
そう。
燻製なのです。
これはサバ節は製造過程において燻しているというのをヒントに考えついたもの。
急に思いついたので、今回は網の上に一斗缶を被せた即席の燻製器使うことにします。
サクラのチップで燻すこと30分ほどがたち…
それまで半生だった煮干しはカラカラに。
ほんのり燻された香りがつきとても香ばしく仕上がりました。
さっそく、味噌汁の出汁に使うことにしましたがこれがなかなかいい味でした。
ただ、子供らにとっては出汁に使うより食べた方が美味しいと言うもんで、一瞬にしてすべて食べられてしまいました。
まあ、これはこれで良かったかなと。
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