今年初挑戦した里芋の栽培。
前にも書いたとおりこの野菜、暖かい地方での生育に適しているため、一般的に気温の低い北海道での栽培は難しいと言われているようですね。
そのためなのか北海道の農家で里芋をメインに作っているのはおそらくいないのではないかな?
ということで、北海道での栽培が適していない里芋ですが、僕がやっているのは所詮家庭菜園の領域というともあり、たとえ栽培に失敗しても痛くもかゆくないのでちょっとした興味本位で実験的に育ててみることにしたのです。
まあ、やってみなければわからないでしょ?
って感じで。
で、種芋の植え付けから半年ほどたった10月上旬…
腰丈ほどまで何とか成長してくれました。
ただ、僕は東京に住んでいたからよく知っているけど、あっちでは里芋が背丈ほどまで大きく育つを見ていたので、ややモノ足りなさはありますが。
でも、やはりここは寒冷地の北海道なのでそこまで大きくならなかったのはしょうがないのかなあ?
そして、つい先日収穫のタイミングをはかっているうちにとうとう霜が降りてしまい、青々としていた葉茎が一気に枯れてしまいました。
こうなったらもう掘るしかないですね。
今考えると葉っぱが黄色っぽくなってきた今月上旬あたりでもよかったのかも。
さて、茎ごと抜いてみると、芋が付いているような …
土をよけてみると結構芋がついてますね。
なるほど…
こんな感じで芋がなるんだ…
確かに親芋があってそこに子芋、孫芋と続くようになっているようだ。
ただ、孫芋はホントに小さなものしか付いておらず、これがたくさん付くかどうかが暖かいところと寒いところの差なのかも。
ただ、子芋は形大きさともに良いものがそこそこありましたよ。
ちなみに、今回の栽培で失敗したなと思う点もあり、それはマルチを張っていたため土寄せを一切せず、その結果、地表近くにある芋からはどんどん芽が出てしまって、写真のような白い芽ならまだしも、緑色の芽が出ているものなんかは芋の内部が青々としてしまって食べれないモノも結構ありました。
実際にやってみて気付くことってあるもんです。
いいもの出来の悪いもの混ざっていますが、今年はこれだけの収穫がありました。
先にも書いたとおり、反省点はいろいろあるものの、初めての里芋栽培にしてはまあ良しとしときます。
ちなみに収穫したものはすべて大鍋で芋煮を作りましたが、市販のよりはるかにねっとりした食感で今までに味わったことのない美味しさでした。
ということで、北海道でも作れるのが十分わかったので来年も里芋作ろうと思います。
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