羅臼滞在3日目は昼ごろから雨が降ってきたので結局午前中のタモギ茸採りをした後は、熊の湯に浸かったり野営場でのんびりしていました。
4日目は前日の雨が早々に上がり早朝から青空の広がるスッキリとした天気となりました。
8日間の羅臼滞在中、この日が一番良い天気でした。
ということで、この日も朝から釣りに出かけることにしました。
行先は、一番近場の羅臼漁港!
前日までの釣行からこの時期カレイは深場へと移動したのではないかと感じていたので、ある程度水深のある羅臼漁港がベストポイントなのではないかと思ったのでした。
広い羅臼港内でどこのポイントにしようか迷いましたが、たいした根拠はないけど何となく良さげな感じがした灯台のある防波堤に竿を出すことにしました。
結果は・・・
朝6時半ごろから釣り初めてだいたい2時間ほどたってもまたしてもゼロでした。
松法、オッカバケに続いてこの羅臼港。
この時期いずれも実績の高いこれらの漁港でこんなに魚が釣れなかったのは初めてのことです。
ま、それでも天気も良く心地よかったので十分楽しい釣りとなりました。
羅臼港の全景を撮りました。
釣りから野営場に戻ると気温もどんどん上がってきたので湿った布団を一斉に干しました。
すると、出かけるまでのほんの30分足らずでしたがカラッカラに十分に干し上がりました。
この日は海か山か川かどこに行こうかと考えた末、こんな天気の良い時はやっぱり川かな?と思い、午前中から近くの川へとオショロコマを釣りに出かけることにしました。
釣り場は、山の方に入ると熊に出会う危険があったので海岸に近いところにしました。
オショロコマ釣りも去年に続いて2回目!
息子もだいぶさまになってきたような気がします。
去年はブドウ虫を持って行って釣りましたが、今年はエサを現地調達ということで川っぷちの土を掘り返してミミズを使うことにしました。
結果・・・
ブドウ虫と比較したわけではないけど、ミミズでも十分に釣れました。
釣りあげたシーンは撮り損ねたけど、子供らはオショロコマをもってポーズ!
この日、僕は子供らが釣るエサのミミズ取りに忙しかったので結局ほとんど子供とかみさんが釣りあげました。
たいしたもんでした。
全部で7匹釣りあげ、最大でだいたい20センチほどでありました。
これだけあれば晩のおかずにも十分です。
去年は釣ったオショロコマを燻製にしましたが、今年は天ぷらにして美味しくいただきました。
長くなるのでこれらの記事は次回にしときます。
オショロコマを釣りおえた後は、セセキ温泉に入るために相泊方向へと車を走らせました。
途中、羅臼側では少ない良さげな磯を見つけたので、子供らが磯遊びをしている間にガヤ釣りを楽しむことにしました。
磯の先端まで行ってみると、割と水深もあり、昆布が茂っていたのでいかにも釣れそうに思いました。
ここは夜釣りでもいいポイントなんじゃないかなと思いましたが、干満により水没する恐れがあるので今回は夜釣りでは行きませんでした。
知床はガヤしかいないのか?
といわんばかりにガヤばっかり連れます。
しかも入れ食いで。
すっかり、ガヤの味が気に入ってしまったので、おかず用に釣った分だけキープして持ち帰りました。
国後島をバックにガヤを
ちなみにワームは前にガヤに食いちぎられたしっぽなしを使ってもこのとおり。
30分ほど磯遊びをした後は、セセキ温泉に入りに行きました。
知床には何年も通っていますが、このセセキ温泉は実は初めてなのでけっこう楽しみにしていました。
潮が満ちて来たら水没して入れなくなる時間限定のこの温泉ですが、この時まだ14時半ごろだったので何とか間に合いました。
個人が管理している温泉のようなので、入るときは一声かけてから入ります。
ここの管理している漁師さんと話をしましたが、以前までは知床岬の近くの定置網で漁の体験をさせていたらしいけど、今は本業が忙しくてやっていないのだとか。
温泉のはるか向こうの国後島を眺めながらの温泉は最高ですね。
源泉が湯船の中から湧いている様子が良く分かります。
セセキ温泉の全景を撮ってみました。
記念に残る一枚!
湯船だけでなく周りの岩の割れ目などから源泉が湧いているには驚きました。
ほぼ海水ですが、ここからも温泉が湧いているようで生あったかく子供らにとっては湯船よりもこっちのほうがお気に入りのようでした。
セセキ温泉は野趣満点の温泉ですが、海水が混ざっているのでさすがに体や髪を洗ったりの入浴というわけにはいかないので、すぐ近くの相泊温泉で入浴を済ませました。
風呂からあがると鹿が1頭だけいました。
この後、あまり遅くならないように野営場に戻ることにしました。