10月に予期せぬ若干の積雪もありながら割と順調な仕上がりとなった野沢菜は、ようやく収穫する時期を迎えました。
それまでに霜も何回かあたった後なのでまさに収穫するにはいいタイミングと言えそうです。
この野沢菜という野菜、名前にもかかわらず実は蕪でありまして、根元は太いため鎌を使って刈り取るのが便利です。
ちなみに今回、一カ所に二本立ちで育てましたが成育上全く問題なかったみたい。
さて、そんな野沢菜の根っ子ごと引き抜いてみると確かに蕪の姿形してますね。
去年この蕪の部分も漬け物にして食べたら十分美味しかったのですが、今年は菜っぱだけでも収量がかなり多いので捨てることに。
収穫作業では刈り取りは僕が行い、それを別の場所に運ぶ作業を子供にも手伝ってもらいました。
量が量だけにこれだけでもとてもありがたいです。
そして、子供に手伝ってもらったかいもあり、収穫の作業は滞りなく終了。
さて、このあと洗いの作業が控えてますが、その前に数時間干すことに。
干す目的でありますが、収穫したての野沢菜ってハリがあって固く、そのまま洗いの作業するとパキッと茎が折れやすいため、干すことで水分を少し抜いてしなやかにするためなのです。
といっても、新鮮な状態で漬けるのが望ましいことを考えるとあまりこのやり方はいいとは思えないけど…
そして、洗いの作業に移るとします。
本場野沢地方では豊富に湧き出る温泉水で洗うのが定番ですが、そんな都合よく温泉があるわけではないので、キッチンからホースで熱めのお湯を引っ張って代用することに。
たぶん野沢菜漬けで一番大変な作業は洗いだと思います。
何とかすべての洗いが終了。
けっこう疲れました。
でも、ここまでの作業を終えてしまえばもうだいたい終わったようなもの。
去年と同様、野沢菜漬けの素を使っていよいよ漬ける作業に移ります。
今回、14キロほどあったので定番の塩漬けと醤油漬けを半々で作ることに。
分量については、塩漬け、醤油漬けともに塩分量3%、砂糖2.5%、鷹の爪適量、素を適量にします。
そして、翌日になっても水の上がりが悪かったので塩分濃度3%の呼び水を4リットル(けっこう適当)加えました。
もちろん呼び水なくても水が上がるのが理想なんだけど…
さて、40リットルの大樽2つ分の野沢菜漬けはうまくいくのであろうか?
はやく食べたいな。
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