今年の秋の話。
野沢菜漬けといえばあの独特な食感や味わいなどから日本を代表する漬物の一つであるのは周知の事実だと思いますが、じゃあこの漬物、はたして実際に自分で作れるのだろうかと以前よりちょっと興味がありまして色々と調べてみたところ、どうやら本場信州では一般家庭でごく普通に作られているのが分かりました。
一般家庭=素人でも作れるのが分かったとなると次なる問題として、我が北海道の大地で信州と同じような野沢菜を栽培することができるのだろうかということでした。気温差もだいぶあると思うし・・・
とりあえずホームセンターに行って種のパッケージを確認してみると、野沢菜は寒さにめっぽう強い野菜らしく北海道のような寒冷地でも栽培が可能ということでした。だから売っているんだと勝手に解釈。
それだったらいけそうかなと思い、さっそく種を買ってきて栽培から始めることにしました。
この時すでに8月の下旬。
北海道は雪降ったりしばれるのが早いのでちょっとこの時期ではもう遅いかなと思いましたが・・・(だいたい7月下旬ぐらいに蒔くのがいいのかも。)
ジャガイモをすべて収穫した後、いったん畑をならし野沢菜の種まきを完了させました。
迷惑なことにうちの畑は近所の猫の散歩コースになっているようで、荒らされないようネットを張るなど対策が必要なのです。
数週間後の本葉がでてきたようす。
そこから先は、写真はないけど丈が60センチほどにもなりとても割と順調に育っていました。写真撮っておけば良かった。
ところが・・・
これは11月の上旬。
今年は予想に反して雪が降るのがかなり早く、しかも30センチ近くの積雪があったため、元気にまっすぐ育っていたのが完全に横に広がり潰れてしまいました。
こうなってはもう元どおりにならないと判断したので慌てて収穫することにしました。
意外とけっこう採れましたよ。
野沢菜って実はカブなんです。
カブの部分を取ったあとお湯できれいに洗います。(本場では温泉を使って洗うのだとか。)
さて、すべてが洗い終わり漬ける準備が整いました。
地元スーパーなどを探し回ったけど結局なかったのでわざわざネットで注文してしまいました。
素自体はそんなに高くないのに送料が倍以上も取られた・・・
今回の漬け材料はこんな感じ。
野沢菜4300g、粗塩と醤油を合わせて漬け菜の3%、砂糖を漬け菜の2.5%、素適量
醤油なしで塩のみで漬けるが基本らしいけど、醤油入っている方が何となく美味しそうかなと思い今回は醤油入りで試すことにしました。
漬け込みが終了したら後は重しをして食べごろになるまで待つことにします。
この時が11月10ぐらいだったからそろそろ食べれそうかな?
今度ちょっと味見してみようと思います。
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