釣り旅最終日の3日目は、その前日かなり早く夜6時に寝たおかげか目覚ましが鳴る前の朝4時半ごろ勝手に目が覚めました。
歯をみがこうと車の外に出てみると、僕が止めている路肩スペースはぎっしりと埋まってました。
さすがにこの栄浜の磯はホッケの一級ポイントだけあって人もたくさん来ているようでした。
こうなっては場所取りに失敗しないように早々に釣りの準備に取りかかることにしました。
準備といっても前日の釣りで仕掛けなんかは竿に付けっぱなしだし、コマセはもうバケツに入っているんで息子の朝飯だけ準備してやったりしました。
そうこうするうちに何組かの釣り人がヘッドライトして暗がりの中ポイントに向かいだしたので、僕も準備を終え彼らに続いて向かうことにしました。
ほんのちょっとだけ出遅れたんで、一番良さそうと思われるポイント(おそらく実績が高い釣り座なんだと思う)はすでに先に到着した釣り人に陣取られました。
そこで僕は若干さらしがあって多少の条件の悪さはありましたが、足場が割としっかりして十分良い場所を確保できました。(写真一番左)
釣り始めてからしばらくして息子もやってきました。
この時すでに割といいテンポでホッケが釣れだし始めていたので、息子にホッケ釣りを楽しませてやろうと竿を持たせてやりました。
すると、竿を持ってからそんなに時間がかからないうちに棒ウキが海中に沈みこみホッケがかかりました。
浮き釣りの醍醐味といっていいかもしれませんが、ウキが海中に沈みこむ様子はいつでも最高に気持ちの良いものです。
竿がだいぶしなってかなりいい感じです。
ばらさずに何とか釣りあげることに成功したようです。(この日何回かは取り込む前にばらしてしまったので)
よかった!
今回が息子にとっては記念すべき初めてのホッケでした。
おめでと。
6時過ぎから始めて9時ちょっと過ぎたぐらいでホッケは目標の20匹に到達したので(もっと目標を高く設定してもよかったけども)帰りの時間も考慮してこのあたりで切り上げることにしました。
割と釣れる時間帯に切り上げたんで、そのままいればもっと釣れたかもしれませんが、そんなにたくさん釣ってもさばくのも大変なのでちょうどいいかもしれません。
ちなみに釣り新聞なんかを見るとよく3桁釣る人がたくさんいるようですが、昨今のホッケの激減状況を考えると春先のホッケならまだしも、抱卵ホッケを釣りすぎるのはいかがなものかと考えさせられます。
大半が30センチを超えるものだったので、たかだか20匹といってもそれだけでクーラーいっぱいになりました。
だいぶ腹が減ったので、食事してから帰ることにしました。
今回は2泊3日の旅なんで、何を食べたいかその時の気分だろうと思い、米やらパスタやらラーメンやら色々持ってきました。
さんざん悩んだあげく、レトルトのカレーにしました。
車の荷台を調理台代わりにごはんとカレーを温めます。
レトルト食品とはいえ、こういう旅ではかなりのごちそうであります。
帰りは天気もすっきりして羊蹄山はすっかり雪かぶってきれいでした。
途中、湧き水をボトルにつめるため真狩に立ち寄りました。
今回は妻と娘には留守番させてしまったので、湧き水場横の豆腐屋で二人とも大好きなわらび餅をお土産に買っていってやりました。
2泊3日の釣り旅の締めくくりとして、ルスツ温泉でひとっ風呂浴びで帰りました。
最高に気持ちよかった!
今回のホッケ釣りは初めての浮き釣りということで何かと勝手がわからずやってみましたが、現地の釣り人からポイントを情報収集できたり、釣り方のノウハウなど様々なことを教えてもらったりできたので何かと収穫がある旅となりました。
この経験を生かして来年の春にまたホッケ釣りを楽しみたいと思います。
それと、今回釣ったホッケはご近所数件に何本かずつ分けてあげて、残りの10数本を煮つけとフライにして食べましたが、いずれも文句なしにうまかったです!
特に卵といっしょの煮つけはこの時期ならではということで最高でしたね。