お互い近くにありながら世界遺産の知床と比べると割と地味な存在(だと思う。)の野付半島。
確かにかつて夏休みを利用し、そこに一度だけ訪れたことのある僕にとっては、ドライブコースのほんの一部に過ぎずそれほど印象に残っていなかったんで無理もないかもしれません。
しかし、今回初めて2月の厳冬期にここに訪れたおかげでそんな地味な印象は一気に吹き飛んでしまいました。
羅臼をあとにした我々は野付半島の先端付近を目指すことにしました。
そこで目にしたのは、抜けるような青空と全面凍結した真っ白な野付湾との素晴らしいコントラストな風景であり・・・
半島先端付近までくると凍結した野付湾越しに見える中標津付近の山々がとてもきれい!(山の名前は分からないけど)
そして、半島を車で進んでいる間何度も見かけたエゾジカの群れたち
この半島はどういうわけか鹿の住み家になっているようだ・・・
そもそもエゾジカなんて札幌付近でも日常的に見れる身近な動物だけど、そう言えばあまり群れをなして見かけることはないので、ここでのあまりの数の多さに思わず感動してしまいましたよ。
しかも荒涼とした雪原にこうして群れをなして進んでいく姿は大自然の宝庫ともいえる道東ならではの風景でしょうか。
貴重なものを見れてホントに来てよかった!
また、国後島を背景にし、こうして見れるのは野付半島ならではの風景でしょうか。
帰り際、息子はしばらく遠くの国後島を眺めながら何を思っていたのだろうか・・・
あとこの野付半島では「日本版ウユニ塩湖」と言われ凍結した野付湾内でのトリック写真が流行っているようですが、時間がそんなに取れなかったんで今回はお預けとなりました。
いつか試してみたいと思います。
次回は旅の最後にタンチョウを見るため鶴居村に立ち寄った時の話でも書こうと思います。
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