シルバーウィーク後半に大雪高原沼めぐりへ行ってきました。
去年に続いて今回が2回目となりますが、僕個人的には10年に1度といわれた去年をしのぐ程に紅葉が素晴しく感じられました。
そんなわけで、今回の高原沼めぐりで撮った数多くあるお気に入りの写真のうちの1枚を冒頭にのせることにしました。
前日は、然別湖北岸野営場で一夜を過ごし、朝5時に出発して6時半過ぎに大雪湖レイクサイド駐車場に到着しました。
紅葉の時期だけは車両の交通規制がかかっているため、高原沼めぐりの拠点である大雪高原温泉へは、シャトルバスを利用して向かうこととなります。
ちなみに始発の6時半に間に合わなかったので、次発の7時に乗車する予定でありましたが客が多かったこともあり6時50分ごろには出発してくれました。
高原温泉までは30分ほど未舗装路を進んでいきます。
バスの中はとても混んでおり、子供らも座れない状態でありましたが、親切な方に子供だけ譲っていただきました。
とてもありがたかったですね。
高原沼めぐりをするには、事前にこのヒグマ情報センターでレクチャーを受けることが義務付けられいます。
レクチャーを聞いた後、いよいよ沼めぐりへ出発です。
去年と同様、ペースの速い男チームと遅い女チームに分かれて行動することにしました。
沼めぐりを1周するコースもありますが、1周後半は前日の雨でぬかるみが激しく怪我人も出たようでしたので、安全をとり高原沼までの往復のコースを選びました。
このコースでは往復だいたい4~5時間ほどようですが、息子は先日羊蹄山を登って自信がついたのか全く不安な様子はありませんでした。
歩き始めて10分過ぎたあたりから早速色とりどりの紅葉が迎えてくれました。
この様子だとこの先の紅葉にかなり期待できそうです。
太陽がまぶしく気分が最高であります!
んなわけで、黄葉とエゾマツ越しに太陽を撮ってみました。
ヤンベ分岐を過ぎ数百メートルほど歩いたあと一番最初に到着する沼がここ。
土俵沼です。
名前の由来は分かりませんが、文字どおり土俵並に小さな沼です。
土俵沼を過ぎた後の木道にて。
多くの写真家に特別人気高い滝見沼。
紅葉は申し分なく素晴らしいのですが、この時ばかりは太陽が雲に隠れて、色合いが若干暗い写真となってしまいました。
ちょっと残念です。
滝見沼を過ぎた後、ちょっと歩くと緑沼へと到着します。
ここでお腹が空いてきたので、軽食をとることにしました。
緑沼から先へは圧巻の黄葉が続きます。
鴨沼へ到着。
次第に高根が原へと近づいていきます。
高根が原の反対方向。
えぞ沼へ到着。
ここは、好きなポイントのひとつです。
3枚のうち下2枚の写真はほぼ同じ構図で撮ったものですが、太陽の光が差し込んでいるものとそうでないもので写真としての出来が全く異なるものになってしまうことが良く分かりました。
やはり太陽の光って大事だなあと実感した1枚でありました。
えぞ沼の次は式部沼です。
ここからは、沼越しの緑岳や高根が原が一望できるところでとてもお気に入りの場所です。
僕たちだけでなく登山客らの多くがこの景色と紅葉のあまりの良さにしばらく見入ってしまいました。
大学沼に到着です。
ここで昼食をとることにしました。
目の前に高くそびえる高根が原が迫力あります。
大学沼を上から見ました。
最後は高原沼へ到着しました。
ここでまた休憩をしたのち来た道を戻ることにしました。
高原沼めぐりで往復コースをとった場合は、往路と復路で視点が全く違うので帰りも十分楽しめます。
山の天気は変わりやすく、ヤンベ分岐を過ぎたあたりで雨が10分ほど降りました。
僕らは雨の中無理して歩くことはやめ、やむまで木の葉の下で待機していました。
程なくして駐車場などが見えてきました。
今回、前日降った雨によるぬかるみで登山道の状況は良くなかったけど、怪我もなく無事終えることができて良かったです。
そして、何よりも色とりどりの紅葉が最高の見ごろであり、さらに天気にも恵まれ最高の沼めぐりとなりました。
終わりには高原温泉でひとっ風呂浴びることにしました。
もちろん最高に気持ちよかったですね!
次回は高原沼めぐりの前後に泊まった然別湖北岸野営場での滞在記なんかを書きたいと思います。