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知床滞在6日目-チビガヤの空揚げを肴に某県の山岳会と盛り上がった!

羅臼滞在半ばを過ぎてからは、これといって何か目新しいことをするわけではなく、日課でもある釣りをしたり熊の湯に入ったりと比較的落ち着いた時間を過ごすようになりました。

こっちに来る前は、野付半島までトドワラなんかを見に遠征に行ったり、知床峠を越えてウトロ側に行って散策したりと一応色々考えてはいましたが、結局、今回は羅臼でのスローライフを楽しもうということになり一番遠くてもせいぜい相泊あたりの行動範囲となりました。

気が向いたときに釣りに行ったり、熊の湯に入ったりとまったりした生活がとても好きになりました。

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この日も釣りに出かけるために朝5時前に起きましたが、結構激しい雨が降っていました。

なので、釣りするところはかなり限られてしまい、迷わず羅臼港にある全天候型埠頭と呼ばれるところの屋根の下で竿を出すことにしました。

このポイントは、数日前に東京から来ているFさんがカレイを何枚か釣ったところであったので、ちょっとは釣果を期待していました。

竿を出してからは当たりがないまま時間だけが過ぎていましたが、そんな時、たまたまここに居合わせた地元の二人組(僕よりちょっと年上だと思う)から「連れていますかー?」の問いかけをきっかけに釣りの話なんかに夢中になり、結局ここでは釣りらしい釣りは何にもすることなく竿をしまうこととなりました。

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次第に雨もやんだので埠頭の屋上へと釣り場を移動することにしました。

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ここでは海面から数十メートルはある高いところからの釣りとなります。

そのせいか、釣った魚が海面から出てきた時なんかは、良型でも小魚のように見えました。

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結局、25センチほどのマガレイに手のひらソウハチ、あとはチビガヤがたくさん釣れました。

この日までチビカレイばっかりだったので、たった1枚でも久々の良型が上がってとりあえず良かったです。

この写真は早朝に羅臼港で釣った分の魚であり、午後この倍ぐらいのガヤをオッカバケ漁港で釣ってきました。

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昼過ぎから子供らはパン作りをしていました。(僕は見ていただけ)

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パンの出来ですが・・・

僕たちのテントの向かいのAさんからダッチオーブンを借りて作ったようでとてもふっくらと上手にできました。

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この日の晩は、釣った魚で空揚げにすることにしました。

たくさん釣ってきたガヤ(30匹ぐらいはあったと思う)は、空揚げにしたら中骨も柔らかくなっていて丸ごと食べることができました。

半日ほど塩で馴染ませておいたおかげで、程よい塩加減になっていました。

なので醤油なんかかけなくてもとてもおいしく食べることができました。

そして、実はこの晩、ガヤの空揚げをおすそ分けのために配り歩いていたら、本州から来ている山岳会の3人組(その中の一人で年配の方は、某県の山岳連盟の会長をしておられる方のようでした。家に帰ってきてからHPを確認したら確かにすごい人物のようでした。)と山の話やらキノコ、山菜の話などで意気投合してしまい、夜9時ぐらいまでいっしょに飲んでおりました。

この後、彼らといっしょにひとっ風呂ということで熊の湯に入りに行って帰ってきたところまでは記憶があるのですが、それ以降がいまだに記憶がないのです。

さすがに山岳会から勧められた八海山が効いたんだと思いますね。

それにしてもうまい酒だった!

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この日の晩はカレーライスでしたが、山岳会の人たちとずーっと飲んでいたので結局食べずじまいでした。

ちなみにこの写真は、翌朝に食べたときのものです。