5月の末、ようやく新車が納入された。
今度の車は先代のハイエースに比べて一回り大きい1ナンバー車である。
僕は釣りやキャンプやら家族中心で道内各地を巡ることが多いせいかやはり先代の4ナンバー車では手狭な感じが常々していた。
特に毎年羅臼キャンプに行く時なんかは一週間の滞在なのでこんな感じで荷台は満載状態だった。
となるとこれよりも大きい車が欲しくなるのはある意味自然な成り行きだったのかもしれない。
余談であるが、今回の車選びの中で僕にとってキャンピングカーは全く選択肢になかった。
もちろん車両の価格もあるが、要はキャンプ道具や釣り道具などの積載能力が十分であり、かつ家族全員が快適に車中泊できれば良い訳であって何も炊事設備など無くても良いからである。
いずれにしてもアウトドアが好きな人にとって逆にキャンピングカーのようなスペックはそれほど重要でない気がする。
では、ここで本題に移るとしよう。
今回は荷室の改良の話である。
荷室は広くなっても荷物をベタ積みしていたのでは物の出し入れに不便極まりないので今回は2つの荷棚を作ることにした。
一つは荷物の他に大人一人が就寝出来るスペースと強度を持ち合わせた荷台である。
もう一つは車中泊用の布団などのように汚したくない物や釣り竿などの長物をかけるためのラックである。
ということでそれらを作ってみたのでの製作過程を簡単であるが紹介してみようと思う。
納車の翌日、さっそくジョイフルAKから使用する部材を調達。
荷台は 2x4材とコンパネで製作。
ホームセンターでも部材のカットはしてくれるが節約のため全て自前でカットすることにした。
とりあえず土台が完成した。
当初の設計どおりにできたと思う。
土台の次は天板。
なぜ3枚なのかは後ほど説明するとして・・・
今回一番悩んだのが天板のシート素材をどうするか?
前みたいにブルーシートで適当に敷いておくかフェルトのようなものも考えてみたがどうもしっくりこない。
そこで素材が木材なので透湿防水、さらに高強度の機能を持ったタイベックハウスラップ(ハードタイプ)を使用してみた。
天板にタイベックシートを被せ裏でガンタッカー止めした。
このガンタッカーはダイソーで買ったものだが機能は申し分なかった。
さらに補強として何かと役に立つダクトテープで張りつけ天板が完成。
あとは車内に土台と天板をそれぞれ搬入しセット。
幅165cm、奥行120cm、高さ60cmの荷台が完成と言いたいところであるが、最後にひと工夫を。
天板と土台を蝶番で固定することに。
これにより天板3枚分の下は小物の収納スペースにしてみた 。
とりあえず予備のティッシュBOXやカップラーメンなど入れとこうかな。
これで荷室を最大限に有効活用できそうだ。
と、今回は荷台を製作した話をしてみたが、長くなったのでこのくらいにしておいて天井のラックを製作した話は次回にしようと思う。