北海道広しといえど手頃な料金で温泉と料理ともに両立したところはなかなかないように思えるんですね。
つまり、温泉が良かったと思ったら実は料理が大したことなく、一方で料理が素晴らしかったとしても循環式の温泉だったりといった具合・・・
また、料理が良く温泉もいいところはたいてい1泊15000円~20000円ぐらいするような気がします。
上記の条件にある程度当てはまったところで、近場でいうならば虎杖浜にある民宿500マイルが好きですが、僕のなかでは更にそこを上回るところがあるのです。
そこはどこかというと・・・
そう。
道南の一番端っこにある恵山温泉旅館なんです。
そこに週末、家族で往復650キロかけて行ってきました!
ここは写真のとおり見た目はとても古めかしいのですが、ここでは極上のお湯と豊富で新鮮な海の幸が思う存分味わえるのです。
しかも1泊2食で9000円弱というところもうれしいところであります。
ということで、去年の秋に初めて宿泊したとき以来、1年たたないうちの再訪となりました。
ここの温泉の特徴はというと、酸性の成分がとても濃いことと、その豊富な湯量にあると思います。
しかも、40度に満たないぐらいの比較的ぬるい温度のため長湯ができるところがうれしいです。
僕自身、温泉が好きで道内各地の温泉を渡り歩いたりしてましたが、こんなドバドバ注がれる温泉は多くはないように思いますね。
そして、温泉のほかに楽しみにしていたのが・・・
そう。
海の幸満載の食事であります。
これは夕食。
新鮮な刺身(ブリ、ソイ、カジカ、ホッケ、ヒラメの5品)に、ソイ?の煮つけ、カレイの空揚げ、ブリ大根、ホヤの酢の物、いかめし、ニシンのマリネ、カジカの味噌汁とこれでもかと海の幸がふんだんに使われているんです。
その中でも、刺身は最高に美味しかったです。
カジカやホッケの刺身って食べたことなかったけどホントに美味しいもんだと感動しました。
そして、これまた楽しみにしていた朝食。
前回食べた朝イカのおいしさが忘れられず実は今回一番の楽しみでありました。
ご主人が生きたままのイカを朝に仕入れてきてさばいているのでとても新鮮なんです。
もちろん、期待を裏切らない美味しさであったことは言うまでもありません。