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2014年道東の旅-10(羅臼湖トレッキングコース三の沼へ)
2014年道東の旅-9(釧路の帰りに養老牛温泉にどっぷり浸かり)
2014年道東の旅-8(豪雨でタープが崩壊、そして釧路までタープ調達へ)
野営場に長期滞在しているおじさんから、このあたり一帯はこの時期タモギ茸が生えているとの情報を得たので、このキノコを採りに山に出かけることにしました。
このタモギ茸は、夏場に生えるとてもおいしいキノコであり、汁物なんかにしたら最高のダシがでる何ともうれしいキノコなのです。
早速、身支度を整えてクマよけの鈴とおじさんから借りたひっかき棒などを携えて山に入りました。
歩いて20分ほどたったころ、50mほどさきにある急斜面の枯れ木にびっしりとタモギ茸が付いているのを発見しました。
ここから竹藪の中へ入り、苦労して目的の木にたどり着くやいなや早速木によじ登り採り始めました。
結局あまりにもたくさんありすぎたので、採りきらず半分ぐらいで切り上げました。
何の木か分かりませんが、この枯れ木にびっしりと生えていました。
今までにタモギ茸は何回か採ったことはありますが、ここまで豪快に生えているのは初めてです。
45リットルサイズのビニール袋を持っていって良かったです。
重さにしてだいたい3~4キロほどはあったかと思います。
それにしても、1本の木からこんなに採れるとは思っていませんでした。
ちなみに、このうち3分の2ほどは近くのおじさんやおばさんに配り、たいそう喜んでいました。
そして、もちろんこの晩はタモギをふんだんに入れた鳥飯と・・・
タモギを惜しみなく、ふんだんに入れて作ったキノコ汁です。
あまりにも良いダシがきいており、何とも忘れられない味となりました。