半年ぶりに熊の湯を満喫した後は、この日お世話になるYさんのお宅に伺いました。
前回ちょっとだけ触れましたがYさんは羅臼で漁師を営んでいらっしゃるお方でちょっとしたご縁で今回食事から泊りまで何から何までお世話になることになったのです。(そうなった経緯は長くなるので省略しときます。)
前日、Yさんの携帯に電話し予定どおり伺う旨話したところ・・・
「来るときは腹空かしておいで~」
なんていうもんだからこの日は家族みんな昼飯もほどほどにして夕食を心待ちにしていたのでした。
おまけに熊の湯に浸かったらなお一層腹が減ってやばかったです。
さて、無事Yさんのお宅に到着した時はすでにテーブルの上にはご馳走が・・
まず最初これらを見てもしかして、全部うちらのために準備してくれたんですか??と目を疑ってしまったほどした。
手前のカニは見た目がタラバっぽいけどが最近獲れないそうでこの日はイバラガニといわれるものを出したのだとか。
これがイバラガニかぁ~(ピンボケになってしまった)
味はタラバとほとんど変わらずとても美味しいカニだと思いました。
それにしても何というボリューム!
そしてこれは毛ガニ!
けっこう食べなれたもんだけどやっぱり言うまでもなく毛ガニは最高ですよっ!
ちなみにYさんご夫婦は興奮して食材の写真をパシャパシャ撮る僕を見て何だか不思議そうでした。(漁師にとってはたいして珍しいものではないから当然だよね。)
そして、バフンウニ!
いったいこれ、ウニ何個分あるの?
っていうほど器にてんこ盛り状態!
これだけウニを殻から取るの大変だったでしょうね~ここまでして頂きホント感謝!
また、殻付きのがいくつか出されたけど、子供らに殻付きのウニを見せてやりたかったのだとか・・・何ともこういう配慮がとてもうれしい!
そしてこれはマスノスケのルイベ!
あまり知識はないけど根室海峡でマスノスケは獲れる量が少ないのだとか・・・
舌にとろけるような味わいで何とも美味しいお刺身でした。
そして、この日一番感動したのがこの食材!
めんめの開き!(中華皿に乗っかっているのがまたいいね。)
それまでの勝手な想像では、めんめは割と淡白な魚なんだろうな~と思っていたんだけど、これが丸っきり正反対!(ある意味ショック)
こんなに小さい魚なのに脂が乗っているわ!乗っているわ!って感じ。
一口食べただけでその美味しさが伝わってくるほどであり・・・
何だろ・・・
今まで食べた一番脂ののった美味しいホッケでさえ足元に及ばない味(おおげさ??)と言ってもいいと思うほどの感動でありました。
また、何とも塩加減が良かった!
そしてウマいウマいと言いながら食べていると、さらに・・・
もう1枚出てきました。
子供らもこれについてはがっついてあっという間に完食でありました。
この日のシメはウニ丼にしました。
これに醤油をタラ~っとかけてから頂く。
これが美味しくないわけないか!
と、この晩はこんな感じで根室海峡の海の幸をとことん楽しむことができました。
しかもこの日は、Yさんご夫婦とお酒を飲みながら(結局、缶ビール15本ぐらい開けたかな?)楽しいお話ができてとても何より良い思い出ができました。
そして翌朝、クルーザーでのバードウォッチングから帰ってきたら何と!
イクラに鮭児の焼き物、そして前の晩食べきれなかったイバラガニが食卓に・・・
鮭児なんて一般庶民のうちらは手が出ないのでもちろん今回が初めてでしたが、柔らかくとても脂がのっていて今まで食べてきた鮭とは一味ちがいましたよ。
とても美味しかったです。
そして、イクラと言えばイクラ丼!
もう旨すぎる!今さら味について語るまでもないでしょう。
僕はもちろん、子供らもイクラは大好き!
みんなご飯お代わりしていましたよ。
晩に続いて朝も我々家族のためにここまでもてなして頂き感謝感激でした!
本当にありがとうございました!
次回はいよいよ今回羅臼に来た最大の目的でもあるバードウォッチングのお話でもしようかなと思います。
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