今回も引き続き先週末いった糠平のお話。
前回はたったの9匹しか釣れなかったワカサギ釣りの話をしました。
おそらくワカサギをメインで行ったのなら誰もがさすがにへこむところだと思うけど、今回の旅では目的が色々あったんで、不思議と残念な気持ちは全くなかったです。むしろ、初めての糠平湖でワカサギ釣りできたというだけで十分満足いくものでしたね。
さて、前回の記事でもちょっと触れましたが、今回は僕個人的にメインイベントのオジロワシ見物について書くことにします。
実はオジロワシにあげる予定だったウグイが思うのほか全く釣れずちょっと困っていたところ、となりのテントの人が「ウグイ釣れたけどいるか~い?」(前もってウグイ釣れたら下さいと声をかけていたのである。しかも3匹もキープしておいてくれてありがとうございました。)と言ってくれたおかげで何匹か確保したできたのでした。
なにもウグイを欲しがっているのはオジロワシだけではないようで、キタキツネもテント場に近づいてきましたよ。
オジロワシと違っていつどこでも見かけるこの動物だけど改めて見るとめちゃくちゃかわいい!
そして、ワカサギ釣りの途中、いただいたウグイを携えてオジロワシが来ていないか様子を探るためテントから抜け出し息子を誘ってあたりの散歩に出かけました。
テントのはるか向こうには前日に行ったタウシュベツ川橋梁が見えますね。
そしてこの日は上空に厚い雲で覆われていながらニペソツ山の全貌を望むことができましたよ。
ちなみにニペソツ山はそのうち一度登ってみたい山であり、先日ニペソツ山に通じる林道復旧のための著名用紙に記入してきました。
早く復旧するといいですね。
また、いたるところにキノコ氷がありました。
これも今回楽しみにしていたモノの一つであり見ることができて良かった!
さて、糠平の景色を堪能している最中にようやく・・・
いたっ!
オジロワシだぁ~!
しかも・・・
持っているウグイを「早く食べさせろ~」と言わんばかりにずーっとこっちを見続けていましたよ。
では、お望みのウグイを息子が数メートル先にちょい投げしました。
すると・・・
バサバサっと飛び立ち正面からこっちに向かって来るではないか!
実はもっと警戒しながら近づいて来るもんだと思ったんだけど。
ちょっと意外。
風の流れを読んでか方向を変えて旋回しながら近づいてきました!
そして・・・
ついに獲物の上空に近づいてきました!
まず一番最初に思ったのが、とてもデカいということ!
羽を広げたら2メートルぐらいあるのではないか?
そして、何といっても間近で見て凄いと思ったのがオジロワシの獲物に対する執着心!
ここへ来て顔つきが一気かなり険しくなるのが良く分かります。
というのも、たかがウグイ一匹といえどオジロワシにとっては生きるか死ぬかの貴重な食料なんだから。
いよいよ狙いを定め降下中の体勢なのか!(かなりピンボケ)
着地と同時に獲物をキャッチ!
この間の距離10メートルないかぐらいなのでかなりの迫力でした!
そして、ウグイを携えまた僕らから離れていきました。
一連の動きをみているだけでとても感動した!
旭山動物園でも見かけるこの鳥だが、獲物の捕獲シーンなんて見れるわけないからかなり貴重なものを見ることができました。
その後もおそらくつがいと思われるオジロワシを目にすることができました。
どちらがオスメスかわからないけど、たぶん顔つきからして右がオスで左がメスなのかなぁ?(調べると区別はメスの方が体が大きいという特徴ぐらいしかないようである。)
最後にこの1枚。
ちょっとカメラ目線なんですけど~
さっきのいかつい顔とは大違い。
ちなみにノートリミングの1枚でした。
ということで、今回の糠平メインイベントであるオジロワシを間近で見ることに成功して大満足したお話でした。
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