今まで採ってきたキノコ・・・
ハタケシメジ、ラクヨウキノコ、タモギタケ、エノキタケ、ナメコ、ナラタケ(ボリボリ)など十種類ほどに加えて、今年、新たにレパートリーに加えたいキノコがありました。
そのキノコとは・・・
そう!
マツタケであります。
ということで、前々から気になっていた山に出かけてきました。
ただ、何せ初めてのマツタケ採りとあってどの辺りがポイントなのか、時期的にどうなのかあまり情報がない中向かったので採れるか不安でありました。
朝8時ぐらいに現地に着いたらおそらく僕と同様、マツタケを採りに来ていると思われる車が数台止まっていました。
てことは、もしかするとここら一帯はポイントであり、時期的にもちょうどいいのではとちょっと期待してしまいました。
なので、さっさと準備をすませて山へ向かうことにします。
どこでもそうだと思うけど北海道のほとんどの山は熊が出る可能性があるので、念のため高音量のラジカセを携行しときます。
あと、鈴と笛・・・
ちなみにザックの中には、万が一遭難した時に備え、2リットルの水と非常食を入れたんで結構な重量になってしまいました。
さて、マツタケを探しに沢づたいに奥へと入っていきます。
その途中、シマリスがコクワの実を持って木を登っていく姿が見れました。
写真はかなりピンボケになってしまい残念。
それにしてもコクワをかじりながらしばらく僕の方を見ていたけどかわいかったなぁ。
途中マツタケ採りを終えた地元のおばあさんとすれ違い、ちょっと立ち話をして概略のポイントを教わったので割とスムーズに目的の場所までたどり着きました。
このあたりが教わったポイント周辺ということで、一気に急斜面をよじ登っていきます。
写真ではうまく伝わりづらいけど登っていく間、木につかまりながらでないと滑り落ちてしまうほどの急斜面であり、60度ぐらいあったかも。
行者ニンニク採りとは比にならないほどハードでした。
毎年のように滑落事故が起きているのもうなずけるような気がする・・・
急斜面を上り詰めること20分ほど。
あたりを注意深く観察しながら登っていたらようやく待望のマツタケを発見することができました。
地面からほんのちょこっとだけ傘をのぞかせいる程度何でうっかり見落としてしまいそうでした。
これが、マツタケかぁ。
マツタケ特有のいい香りがあたりを充満させます。
それからは、なかなか見つけることができず諦めて帰りかけたその時・・・
この日一番形のいいマツタケを発見しました。
傘の開き具合や、形、大きさ申し分ないものでした。
さすがにこれを発見した時はうれしかたなぁ。
そのほかにこんな巨大化したマツタケも・・・
一見マツタケか疑いましたが、傘の模様や軸を見れば確信はしました。
それにしてもこんなにおおきくなるんだぁ。
ある程度自分なりに満足のいく量のマツタケが採れたんで、心に余裕ができたのか今度はナラタケ(ボリボリ)をちょっと採っていくことにしました。
割とちょうどいい感じかな。
そんなたくさん採ってもしょうがないので、味噌汁一回分だけ採ることにしました。
さて、この日の収穫物はこんな感じです。
巨大なマツタケ1本含めて合計10本。
事前の情報があまりない中のマツタケ採りでありましたが、初めてににしては上出来かなと満足でした。
そして、マツタケと言えば・・・
「マツタケご飯」ですよね。
具は余計なものは一切入れずマツタケのみにしました。
「香りマツタケ、味シメジ」どおりとても良い香りでした。
また、香りに加えて食感がまた良かったですね。
そのほかにホイールに包んでグリルで焼いた
「焼きマツタケ」
これはポン酢でおいしくいただきました。
ということで、念願の秋の味覚を堪能することできました。