ようやく秋らしい陽気となったある日、今シーズン3度目のキノコ探索に出かけました。
目的は前回に引き続きラクヨウキノコであります。
この日も朝6時前に自宅を出発していつもの場所へと向かいました。
現地に着いたらさっさと身支度を整え林の中へと入っていきます。
3週連続なので、さすがに今回は3度目の正直というところで大量の収穫を目論んでおりましたが・・・
ん・・・・・・?
な、ないっ!
なぜ・・・だ?
長年の経験ではほぼちょうど良いであろう時期に行ったのに・・・
あたりをくまなく探してもラクヨウは1本も見当たらなったのでした。
つまり・・・
もうすでに誰かに採られてしまったのか??
それとも、まだ生えていないのか?
と色々と考えてしまいましたが、せっかくここまで来たのだからここで諦めないでもうちょっと探してみることにしました。
そんで、林の全域を歩き続けた結果・・・
ようやく目的のラクヨウが発見できました。
ここに至るまで30分以上経っていたかも。
いずれにしてもとりあえずホッとしました。
形、大きさもちょうどいいし・・・
まあまあかな?
ところが、後が続かない・・・
結局、この日のラクヨウはここで採れた分で終わってしまいました。
まあ、でも全く採れないよりかわだいぶマシということで、しかも味噌汁1回分は確保できたんでとりあえず満足しときました。
では、切り替えてラクヨウ以外のキノコを探すとします。
例のキノコはたしか去年この辺にあったような・・・
あったあった!
そう、ハタケシメジなのですね。
よく見るとまさに今このタイミングが最高と言わんばかりのモノでありました。
どうだっ!
この形といい、大きさといい。
文句なしといったところですね。
しかも傘の裏なんか見るとすごいきれいですもん。
辺りをみると既に傘が開いて時期的に遅くなっているものもあったので、これらは採るのやめました。
そんなにたくさん持ち帰ってもしょうがないしね。
結局、かごはハタケシメジで一杯になってしまいました。
ラクヨウがダメだったのはもはや過去の話のようで、こんなに採れれば大満足です。
しかも「香りマツタケ味シメジ」のあのシメジだからね。
さあて、今回の収穫物であります。
ラクヨウ少しの大多数のハタケシメジでした。
満足、満足。
さっそく石づきを取る作業をしましたが、よく見るとこれから出てきそうなのも結構ありました。
取り除いた石づきは家の畑の端っこの方に投げときました。
運良ければここからハタケシメジが出てくるのかなぁ?
石づきやゴミを取り除いた後は、漬物用の大樽に入れた食塩水に漬けときました。
経験上、こうすることで虫出しもできるし食感も良くなるようです。