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羅臼岳の頂上では経験したことがない絶景が待っていた!

前回の記事では大沢を経て羅臼平に到着したところまで書きました。

 

今回は羅臼平から頂上に登りつめ、無事に下山したところまでを書きたいと思います。

 

 

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羅臼平では頂上に至る過酷?な岩登りに備え、多めの休憩と栄養補給を行いました。

 

そして9時半過ぎ、いよいよ頂上に向け出発であります。

 

 

 

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しばらくはハイマツ帯の中をくぐるように登っていきます。

 

そして、ふり返れば羅臼平では見上げていた三峰がだんだんと見下ろすようになります。

 

もう、この時点で十分絶景です。

 

 

 

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羅臼平から30分ほど登ってきたところで登り最後の水場「岩清水」に到着です。

 

 

 

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どうしてこんな場所の岩から水が染み出してきているのかは謎ですが、とにかく冷たくて最高に美味い水をいただきました。

 

定期的に湧き水を羊蹄山の麓まで汲みに行ったりひときわ水にはうるさい僕でありますが、ここほどに水のありがたみと美味しさを感じたことはありませんでしたよ。

 

ちなみにコップ1杯ためるのに30秒もかかりました。

 

 

 

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ハイマツ帯を抜けると岩場に混じって再び高山植物が咲いてました。

 

辛い登りの最中にこうして高山植物が迎えてくれると何だか癒されますね。

 

 

 

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さて、最後の試練?岩登りであります。

 

このあたりからは手足を駆使して登っていくことになります。

 

ちょうど前を登っていた方がいたので撮らせてもらいました。

 

こう見ると過酷さが分かるような気がしますね。

 

 

 

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そして、10時50分ごろ。

 

ようやく山頂に到着しました!

 

6時に登り始めたからほぼ5時間の道のりでした。

 

長かった・・・

 

 

 

そして、ここで待ち受けていたものは・・・もちろん

 

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知床最高峰からの絶景でありました。

 

何といっても一番感動的だったのはやはり硫黄山から知床岬にかけての景色でした。

 

岬にかけてだんだ細くなる様子が実感できました。

 

今まで北海道内で登った山では羊蹄山十勝岳トムラウシなどの名山も含まれますが、自分自身、今回ほど天気にも恵まれこのような絶景を見れたのは生涯初めてのことであり、まさに幸運でありました。

 

ようやく前回の羅臼岳登山のリベンジを果たせたかなという実感でいっぱいでありました。

 

 

 

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岬とは反対側を見渡すと、これまた絶景が・・・

 

知床半島を境に根室海峡側では雲海が広がっておりました。

 

オホーツク海側では晴れている一方で、根室海峡側では曇または雨になりやすいとは良く聞いた話ですが、こうして羅臼岳頂上から眺めるとなるほどなって感じですね。

 

 

 

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そして根室海峡ごしに国後島がよく見えました。

 

あまりの景色の良さで狭い頂上にもかかわらず気づいたら30分近くおりました。

 

ここからはまた来たルートを下って行くことにします。

 

 

 

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頂上から羅臼平まで下りた時にはすでにお昼を回っていたので、ここで昼食をとることにしました。

 

昼食と言ってもフルグラヨーグルトですけど。

 

昼食を終えた後は、途中「弥三吉水」の水場で休憩したほかノンストップで下りました。

 

そして、15時ちょい過ぎ。

 

 

 

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ようやく登山口に帰ってきました!

 

往復9時間の登山がこれにて無事終了しました。

 

この時すでに疲労はピークに達しておりました。

 

やはり昔に比べると体力の低下は否めませんね。

 

 

そんな疲れた体にはやっぱり・・・

 

 

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そう!

 

温泉であります。

 

ホテル地の涯の向かいにある「三段の湯」で汗を流すことにしました。

 

まさに登山者のためにあるような温泉ですね。

 

おかげできれいさっぱりして、宿泊地の羅臼まで帰ることができました。

 

 

 

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知床峠へ向かう途中、羅臼岳頂上から見えた根室海峡から迫ってくる雲が峠を越えてきたようです。

 

おかげで知床峠は完全に霧の中でした。

 

 

 

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そして、16時半ごろ、我が家?に無事帰ってきました。

 

 

 

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本来、キンキンに冷えたビールを即飲みたいところでありますが、やや軽度の熱中症ぎみでありましたので、ノンアルコールで我慢しておきました。

 

それでも喉が渇いていたので最高にうまかったなあ。