週末は先月のホッケ釣りに道南に出かけて以来、久しぶりに釣りに出かけることにしました。
ホッケ釣りへは息子と二人で出かけたんだけど、その時娘も本当は行きたかったようだったので、そのうちに釣りに連れていってやりたいと思っていたのでした。
子供二人を連れていくには、雪がなく安全な釣り場がよいと思ったので苫小牧方面でのチカ釣りなんかいいのではと思い、前日のうちにオキアミブロックやサビキ釣りの仕掛けなんかを買って、当日は朝8時ごろ自宅を出発しました。
自宅周辺はけっこう雪がちらついていましたが、天気予報では太平洋側は割かし天気が良いとのことでした。
最初の目的地は日高門別漁港です。初めて来ました。
それにしても、太平洋側は全く雪がなかったのにちょっと驚きましたが。
先月の釣り新聞によるとここでは大チカがたくさん釣れていたようですが、この日はどうでしょうか?
港ではおそらく地元の人であろう5人ほどが竿を出していましたが、この日は全然釣れないとのことでした。
しかも、西風が強くほとんど釣りにならないようでした。
それでもバケツには数匹のチカが入っており、のぞいてみると20センチほどの大チカでした。
今まで15センチほどのチカしか見たことがなかったので驚きでありました。
さすがに釣れないようだし風も強かったので、この場所での釣りはあきらめ苫小牧方面へ戻ることとなりました。
行った先は苫小牧東港であります。
この釣り場の背後には発電所の建物があってこれが西風の壁になってくれているようだったので、一帯はほぼ無風に近い状態で釣りの条件は良かったです。
これなら子供らも楽しんで釣りができそうなので、即決でこの場所で釣りをすることにしました。
さっそく準備を整え竿を出しました。
コマセ撒きなんかは娘にやってもらいました。
本命のチカの群れは目視で確認できるのだけど、針にかかってくるのは小サバばかりでした。
時にサビキ仕掛けの針すべてにサバが鈴なり状態で上がった時は、けっこう竿が曲がって釣りごたえはありました。
もちろん型が良ければサバは大歓迎なのだけど、何せ10センチ前後とホントに小さいのばかりだったので、ここでは邪魔以外何ものでもありませんでした。
それでも、子供らは魚が釣れたことにはとても喜んでいたのでこれはこれで僕なりに満足でありました。
たいていの人は小サバは海に返しているようでしたが、小さくてもサバには違いないので家に持ち帰って食べることにしました。
チカが10匹ほどにイワシが5匹ほど釣れましたが、ほとんどが小サバといった釣果でありました。(中には型もののチカやサバも混じっていましたが・・・)
これらすべて頭と内臓を取り除いてチカとイワシは天ぷらに、サバは醤油、酒、ニンニク、ショウガに漬けこんで空揚げにしました。
この下処理がかなり疲れました。
チカとイワシの天ぷらは予想どおりのおいしさで、サバも小さいながらなかなかのお味でありました。
今年最後の釣りは、こんな感じで締めくくりましたが、来年こそはもっと満足のできる釣りがしてみたいです。