道南釣り旅の初日は、大成におけるホッケの情報収集により潔く瀬棚方面に移動して、この晩は翌日に備え瀬棚の須築漁港(新港)で車中泊することにしました。
釣り新聞によると須築漁港横の弁天岬ではホッケが上がっているとのことで、夜明けと同時に起きてどんな感じかちょっと偵察がてら釣り場付近をのぞいてみました。
ところが、大成とは正反対で波が高すぎて(波浪予報ではだいたい予想はしていたけども)竿を出している釣り人はまったくいなかったのでした。
なので、この付近で波が落ち着いて竿を出せそうなところを車で何か所か偵察に行くことにしました。
弁天岬と比べるとだいぶ波が落ち着いていて何とか竿を出せそうな磯を見つけました。
もうすでに10人ほど竿を出しているようでした。
肝心なホッケがあがっているかどうかについて、遠目で確認してみると群れが寄っているのかポツポツではあるけど上がっているのが見えました。
なので、だいぶ出遅れた感がありましたが、この磯でやってみようかとさっそく準備を整え、みんなのいるところに入れさせてもらいました。(ホッケの群れは、まき餌に寄ってくるので、カレイ釣りなんかとは違いみんなと協力して釣るもんだとホッケ釣りに来ていた地元のおじさんに教わりました。)
実際釣り場に立ってみるとけっこう波は高かったです。
これでもその他の場所よりだいぶマシでした。(実際、寿都の弁慶岬や島牧の栄浜の磯が波高すぎてここまで避難しにきていた人もいました。)
竿を出したらすかさずホッケの群れを寄せつけるためにコマセをコンスタントにまいていきます。
ところが・・・
入釣したときは10人以上は釣り人がいましたが、僕が入る前あたりからホッケの群れが沖の方に去ってしまったようでパッタリ釣れなくなったので、だんだん人がいなくなってしまいました。
何とか違う群れが入って来るであろうと期待はしながら竿を出していましたが、まったくその気配すらなかったので、結局昼の12時ごろに撤収を決意しました。
この釣り場で得た情報によると、島牧の栄浜の磯が日中でもコンスタントに釣れているとのことでしたが、おそらく瀬棚以北は高波で全滅だろうと予測したので、この日の釣りは一切あきらめ波が少しは落ち着くであろう翌朝にかけることにしました。
なので、釣り道具を片してのんびりと温泉に浸かろうと栄浜の近くにあるモッタ海岸温泉へと向かいました。
ここモッタ海岸温泉は今年10月に泊まりに来て以来1か月ぶりであります。
この日の外気温はかなり低かったせいか露天風呂の湯温が長湯できるくらいの適温となっていました。
気持ちよすぎて結局2時間以上は入っていたかもしれません。
風呂から上がった後は、モッタ海岸温泉から車でほんの1、2分走って、3日目の釣り場にする栄浜の磯に着きました。
さすがに、事前の情報どおり波が高くて夕方とはいえ釣り人はゼロでした。
この晩は、道路の端で車中泊することとします。
到着してさっそく2日ぶりのビールを飲み干しました。
寝床も明るいうちにセット完了しておいたので後は暗くなったら寝るだけです。
夕方5時にはもう真っ暗になってしまい、車の中でやることも特にないので翌朝に備えて早すぎるけど6時にはもう寝ることにしました。