ラクヨウやハタケシメジを採った近くにコクワ(サルナシ)がたくさん採れる場所があるのでそこに行ってみました。
コクワの木は何かの木に覆いかぶさるように高いところまで生えているのが特徴であり、コクワの実が採れる範囲は手の届く範囲(僕は高枝バサミを持参)と限られてしまいますが、ここでは、運よく手の届く範囲にコクワの実がたくさんついています。
コクワの実がまさに鈴なり状態といったところです。
なんだかこういうのを見るとうれしくなってしまいますね。
ここのコクワの特徴は何といってもそのサイズにあると思います。
とにかくでかいのが多いです。
熟して食べごろの実を半分に割ってみました。
見た目はホントにキウイそのものといった感じです。
ちなみに、完熟のコクワはキウイよりもかなりうまいと思います。
今年はコクワ酒を作りたいと思い、この日(先週の土曜日)にとったほとんど(小さい実を取り除いた1.3キロほど)のを酒用に使いました。
コクワ酒の分量は、最初から甘く作ってしまうと失敗してしまうので、コクワ1.3kgに対してその4割(520g)の氷砂糖を焼酎(ホワイトリカー)2リットルに漬けることにしました。
出来上がってもし甘さが足りなければその時に砂糖で調整しようと思います。
土曜日に採ってきたコクワのほとんどは酒用にまわってしまったので、子供と約束したジャムの分がなくなってしまいました。
ということで、翌日の日曜日に同じ場所へまたコクワを採りに行ってきました。(この日は子供を連れて)
今度は2キロ以上はあったかと思います。
採ったうちすでに完熟で柔らかいものだけ(500gぐらい)を使ってコクワジャムを作りました。
作り方はいたって簡単であり、コクワの重さの2割(100g)のグラニュー糖を加え、これをいっしょにミキサーかけた後、鍋でとろみがつく程度まで弱火にかけるだけであります。
さっそく、作ったジャムは今朝の朝食のヨーグルトに入れて食べてみました。
もちろん、キウイとそっくりな味ですが、なんとも味が濃いのにスッキリとした甘みがありとてもおいしかったですね。
特に子供には大好評であり、ヨーグルトを2回もおかわりをするほどうまいと言っていました。
夏に採ってきたハスカップで作ったジャムに続くうちでの定番となりそうです。
これはおまけ。
コクワの木のすぐ近くにはヤマブドウもありましたが、そんなにたくさんなかったので今回は採りませんでした。