知り合いに加工など手伝ってもらい廃材のドラム缶でスモーカーを作ってみました。
スモーカー本体のドラム缶をはじめ、中のパイプやチップの受け皿などほとんどはゴミ同然のものでしたが、お金をかけずに(中の棚網や蝶番などを新たに買った程度。)工夫次第でそれなりの燻製器ができたと思います。
ということで、先週末は庭のバーベキューを兼ねてこのスモーカーを使って燻製作りを試してみることにしました。
スモーカーの中は食材をのせる棚網を3段設けました。
さすがに、ドラム缶だけあって45cm×30cmの網を乗せてもゆったりしています。
ちなみに今までは市販の小さいスモーカーを使っていましたが、やはり食材を乗せるスペースが小さいのが難点でした。
でも、これさえあれば、念願であったベーコンやウィンナーが作れそうですね。
棚網はホーマックで1枚500円程度のものを買ってきましたが、支柱は使わなくなったスチール棚の支柱をちょうどよい長さに切って使用しました。
捨てなくってよかった!
燻製の熱源は、ガスコンロや七輪(炭火)などの使用に対応できるよう加工しました。
今回の燻製作りでは、熱源に七輪をつかってみることにしました。
土台の下から酸素を送り込めるので、スモーカー内部が酸欠になったとしても何とかなりそうです。
中からのぞき込むとこんな感じです。
フライパンはテフロンが効かなくなり捨てる予定だったものを使用してます。
ちなみに柄の部分は邪魔にならないよう壊しました。
いぶりがっこなど吊るして燻製できるように上部は支柱を3本入れれるように穴だけは開けときました。
とりあえず、今のところ使う予定がないのでダイソーで買ってきたキッチンテープでふさいどきました。
今回燻製作りでは手前からハタハタの干物、味付けタマゴ、チーズ、タコにマス(知床で釣ってきたもの)を使用します。
タコは、塩、しょうゆ、みりん、砂糖などを合わせたソミュール液に付け込んだ後は塩抜きし風干ししたもの、マスは醤油麹に付け込んでおいたものをタコと同じく風干ししたものを使用します。
燻製のチップには、以前使った市販の残りのものと去年の暮れに剪定して乾燥させておいた梨の小枝を使用してみました。(リンゴとかサクラが手に入るとなお良いのですが)
食材を網にセット(チーズは最上段)して燻製を始めます。
燻製している間は、ご近所さんを呼んでバーベキューです。
子どもの人数がうち含めて6人なので、食材をたくさん準備したつもりでしたが、あっという間の完売でありました。
頃合いを見て燻製の出来具合を見てみます。
煙の量からしてしっかりとスモークされてそうです。
全体的にもうちょっとの時間燻しても良かったかもしれませんが、とりあえずこれで完成です!
今回、ドラム缶スモーカーを使って初めて燻製してみましたが、燻製器としての機能は十分に満足するものでありました。
そして燻製を食べた感想としては・・・
チーズ → スモークするだけで何でこんなにおいしくなるのかと思うほどうまかったです。燻製には欠かせない食材ですね。
マス → 表面はスモークの香りがしていい感じの味でしたが、身が厚いのでやはり中は焼いたのとだいたい同じ味でした。でも十分美味しかったです。
ハタハタ → 干物をスモークするとおいしいと言われているので今回やってみましたが、今度ハタハタ以外にもいろいろ試してみようと思います。
タコ、タマゴ → 単体ではちょっとしょっぱかたけど、マリネなど料理に使ったらとても美味しかったです。
今後、もっと燻製のことを勉強して完成度を高めていきたいと思います。
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