長い冬が終わりようやく春めいてきました。
一歩一歩春に近づいていく今時期の北海道はホントに好きです。
ということで、今回はそんな春を実感できる場所ということで春山へと登山に行ってきました。
行った先は支笏湖にある紋別岳!
この山は頂上にNTTの鉄塔がそびえ立ち恵庭千歳方向からもよく見渡すことができ、だれでも知っていると思われる山ですが、あまり登山としてはいい話を聞きません。
というのも頂上まで山道というよりは業務用(NTTが管理しているので)の舗装道路が敷かれ、途中は木々に囲まれて見晴らしという点では劣っているからだと思います。
でも、それは夏の時期だけに当てはまることであり、葉がまだ生えていない冬から春にかけては登っている途中、眼下に支笏湖が見渡せ一転して名山といってもいいぐらいに見晴らしの良い山となります。
だから春にはいつか登ってみたいと前々から思っていました。
この日は抜けるような青空が広がったおかげで最高の登山日和となり、絶景写真をたくさん撮りすぎたので今回と次回の2回に分けて書いていこうと思います。
紋別岳は支笏湖温泉の駐車場からもよく見えます。ちなみに標高は866mです。
国道沿いに紋別岳登山口の標識がありました。
ここから脇に入っていきます。
登山口には5,6台の駐車スペースがあり、この日は僕だけで駐車場がいっぱいになりました。
到着した時にはすでに5台ほど止まっていました。
準備を終え9:15に出発です。
雪はだいぶ締まっていたので登山靴で歩くことができました。
この先どうなっているのかわからないのでスノーシューはザックに入れていきます。
それにしても太陽がまぶしいです。
春を感じさせるまぶしさです。
この山は基本的に舗装道路を歩いていきますが、途中このように吹き溜まりが存在し登山道かどうかわからないところもあります。
登り始めて1時間ちょっと経ったあたりは眼下に支笏湖温泉街がよく見えます。
10:40この日初めて木々さえぎらない見晴らしのポイントへと到着しました。
ここからは頂上がよく見えます。
5分ほど休憩したのち正規の登山道とは別に尾根に向かって足跡がみえました。
このルートが冬山ならではのショートカットコースのようです。
ということで、ショートカットを選択しました。
急な尾根筋をどんどん進んでいきます。
通った人が少ないためか雪があまり締まっておらず、ここらでスノーシューを履くことにしました。
尾根筋を一気に登ると程なくして頂上の鉄塔が目の前に見えてきました。
11:20登り始めて2時間ちょっとで頂上に到着しました。
鉄塔を間近で見るとけっこう大きいものでした。
次回は、頂上からの絶景を書きたいと思います。