前回までの記事はこちら
2014年道東の旅-19(いよいよ釧路川本流に向けて塘路湖出発!)
2014年道東の旅-18(細岡~塘路間のJR釧網本線ちょい旅)
2014年道東の旅-17(羅臼撤収。そして釧路川下りのため塘路元村キャンプ場へ)
2014年道東の旅-16(羅臼岳登山道の散策で木かくれの滝へ)
2014年道東の旅-15(熊の湯脇の散策道~ビジターセンターへ)
2014年道東の旅-14(カレイ釣った後はカラフトマスを土産に)
2014年道東の旅-13(岩尾別温泉の露天風呂でどっぷり浸かり)
2014年道東の旅-12(タモギ茸の大収穫。そしてふんだんに入れたキノコ汁などで)
2014年道東の旅-10(羅臼湖トレッキングコース三の沼へ)
2014年道東の旅-9(釧路の帰りに養老牛温泉にどっぷり浸かり)
2014年道東の旅-8(豪雨でタープが崩壊、そして釧路までタープ調達へ)
ゆったりとしたアレキナイ川とは一変して釧路川の本流へ入ると水量の想像以上の多さや、川幅の広さなどとってみても、まさに大河を下るといった感じがしました。
本流の流れの速さはアレキナイ川の4倍もあるとのことで、前半は、まさに緊張感の連続でした。
後半に進むにつれ、川幅もだいぶ広がりをみせだいぶ緩やかな流れの中を進むことができました。
合流地点から細岡カヌーポートまでおよそ9キロの道のりを1時間半かけて無事終えましたが、この間、雄大な湿原を間近に見ることができたこと、川との一体感を感じることができ、子供らにとってもとても貴重な体験となったかと思います。
本流への合流直後です。
川の広さや流れの速さなど、それまでもゆったりとしたアレキナイ川とは一変したので、始めは緊張の連続でした。
とにかく、釧路川は蛇行がとても多く、カーブの際は常にインコースを意識して舵取りをしました。
流れがまっすぐの時は、こうして写真を撮る余裕があるのですが、カーブの時はカメラを構えている余裕すらありませんでした。
遠くの木にオジロワシが止まっています。
僕たちに並走していた別のカヌーのガイドさんが我々にも教えてくれました。
望遠レンズに取り換える余裕が全くなかったので小さく映ってしまいちょっと残念です。
オジロワシを教えてくれたガイドさんらの一行です。
後半にかけては、川幅も広くなり流れはとても緩やかになってきました。
といっても油断は禁物です。
釧路川の本流に合流してから1時間半、ようやく細岡カヌーポートが見えてきました。
楽しい川下りであったと同時に緊張感の連続であったため、無事到着してほっとした瞬間でもありました。
ふだん水のないところまで来ているということは、数日前の大雨でだいぶ川の水位が高くなっていたようです。
ボートを撤収している最中、細岡の駅から列車の汽笛がなったので、もしやとすかさずカメラを構えたらノロッコ号でした。
乗客はみんなカヌーポートに到着した我々に対して手を振っていました。
次回は、釧路湿原を山から眺めるために細岡展望台へと上がったことについて書きたいと思います。