前回は荷台の製作過程について書いたが今回は天井に備え付けのラック製作について書こうと思う。
その前に・・・
車のディーラーやオグショーなどのパーツメーカーでも天井ラックのような物やロッドホルダーなど販売しているのはもちろん以前から知っていたけど、何せそれらは何万円もするとても高価なものなので流石に買う気にはならない。
どう見てもそれらの原価は数千円のはずなのにだ!たぶん。
まあ、市場の原理からすると世に出回る販売数が少ないせいでそのような価格設定になっているんだろうけど・・・。
仕方がないといえば仕方がないか。
ということで僕は僕なりに自作することにしたのである。
もちろんコスト削減という目的もあるけど何といっても自分で物を作るのがとても楽しい。
まず、使用した部材であるがホームセンターに行けば何処にでも売っているであろうイレクターパイプである。
このイレクターパイプの存在は雑誌で比較的最近になり知ったのであるが、このパイプとジョイントを組み合わせばありとあらゆる物を作ることが出来る優れものというのが分かった。
この時のために事前にアマゾンで買っておいたパイプカッターを使うことにする。
最初はこんなんで本当にパイプなんか切れるのか疑っていたがそれは余計な心配であった。
ほんの数回カッターを回転させただけで綺麗に切れた。
寸法どおりにパイプを切った後はサイドバーの設置であるが、僕は本来の使用目的とは異なるが写真の部材を使うことにした。
ただ、いささか強度に不安があったのでその旨を店員に相談していたところ、僕らの会話を聞いていた年配のおじさんが見た目以上に強度があり問題ないとのことだった。
その人は実際所有のハイエースのラックとして使用しているらしい。
実際に取り付けてみると確かに強度は申し分なさそうだった。
あとはサイドバーにジョイントを付けて 左右に渡りパイプを設置してラックの土台が完成。
左側半分は布団などを乗せるためのベニヤを敷くことにした。
ちなみにベニヤにドリルで穴を開けて結束バンドでパイプに固定した。
右側はボードや釣り竿など長物を乗せれるようにした。
市販でロッドホルダー売っているを見かけるがこれで十分過ぎるだろう。
ということで天井のラックが完成!
実際、先週道南ヘ海キャンプ に行った時はこんな感じで積んでみた。
この時は釣り竿使わなかったので荷物を乗せるラックとして活用した。
荷台とラックのおかげで床から天井まで荷物を有効に積むことができた。
あとついでに余った材料でサイドボードも作ってみた。
おかげで車中泊する時はここに枕を置いて左右川の字に寝ることが出来た。
前回と今回で紹介したラックなどの他にも車中泊ライフを充実させるためにこれからも色々と作ってみようと思う。
さて、次は何を作ろうか・・・。