それもやりたい

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山菜とりのマナーについて言いたいこと。それと最近の成果についてちょこっと。


4月の中旬にギョウジャニンニクを採りに行って以降、ちょっと間をあけて再び5月の初旬から様々な山菜を採りに出かけてきました。

 

当初は山菜採りに行った都度小出しで記事にするつもりでしたが、今となってはだいぶ時間が経ってしまったので今回はまとめて忘備録的に書くことにしました。

 

そして、それらを書いた後に今回山菜採りしていてマナーの悪さに対して激しく残念に感じたことがあったのでこれについても触れてみたいと思います。

 

ということで、まずは最近採ってきた山菜の紹介から。

f:id:northland33:20170517212435j:plainまずはユキザサ

こちらではアズキナと言った方がなじみ深い山菜でしょうか。

何しろこの山菜はアクもほとんどなく子供らも好きなんで外せない山菜の一つでしょうか。

特にお浸しにすると美味しいです。

ホウレンソウのような甘みがあって・・・

 

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アズキナは家の近所の雑木林に自生しているので久しぶりに息子を連れて行きました。

 

f:id:northland33:20170517212650j:plain過去に何度も採ったことがあるので採り方や特徴など細かく教えなくても問題なしでした。

うん、なかなかいいの採れたじゃんか。

いいよ。

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さて、続いてはおなじみタラの芽

連休半ばに様子見がてら行ったら予想はしていたけど全体的にまだ早かったのでその4日後に再び行ってきました。

 

f:id:northland33:20170517212531j:plainやっぱりこのくらいが一番ちょうどいいかな。

型もいいし。

ウドの葉っぱの天ぷらも最高だけどやっぱりタラの芽も天ぷらも旨いよなぁ。

 

f:id:northland33:20170517212539j:plain今回採ったのはこのくらい。

お世話になっている知り合いに配ったり、東京の実家に送ったりするのを含めたらちょうどいい量でした。

自家消費用としては天ぷら1回分あれば十分です。

 

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あと、これは僕自身の忘備録ですが・・・

どうやら我が家の梅の一番花が咲いてから五日前後がタラの芽のちょうどいい時期ということが分かりました。

タラの芽はこの木を標本木にするか。 

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続いて先日ニセコに湧き水汲みに行った際にちょっと寄り道して採ってきたもの。

 

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そう。

コゴミですね。

実は胡麻和えなどにしたらとても美味しい山菜なのだが、基本的にこれを専門に採りに行くことはないためここ数年採ることはなかったけど今回採るタイミングが合ってよかった!

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全体的に葉が開いて遅かったものの林の奥に入って行ったらちょうどいいのが結構たくさんありました。

おかげで満足のいく収穫でした。

 

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とりあえず最後はウド。

これもニセコに行った時に見つけたものであり、こんな枯れ枝を見つけるととても嬉しかったりするのですが・・・

 

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んー。

まだ早かった!

ここではあと5日から1週間ほどがちょうどいいのかな。

ということで写真だけで採るのはやめときました。

 

以上が5月初旬における山菜採りの成果でした。

これからはウド、ワラビ、タケノコなど数々の山菜まだまだ楽しめそうですね。

 

さて、話は変わり以降は最近山菜採りしていて残念というかちょっと憤りのようなものを感じたことがあったので書いてみます。

 

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それはご覧とおり僕が毎年出かけるタラの芽の場所でのことであり、この写真に写っているだけでも数にして数百本はあるわけですが(この地一帯では数千本はあるのではないか?)、このうちほぼ全ての芽が摘まれていたのです。

 

f:id:northland33:20170517212526j:plainしかも僕だったらまったく見向きもしないこんな細いものまで根こそぎ摘まれていたわけだけど、こんな採り方するのはもはや正気とは思えませんでした。

 

まあ、考えられるとしたら山菜始めたばかりの素人が興奮のあまり何も考えずに採ったか、がめつく商売やっている人のどちらかだと思うけど、いずれにしてもこんな採り方していたら株がやせていき数年後には木が枯れ消滅してしまうのを本人は予想できなかったのだろうか?

 

僕の経験のひとつに、今だから言うけど20年くらい前に支笏湖沿いの国道には数えきれないほどのタラの木があって春になったらよく芽を摘みに行ったものだが、毎年大勢の人が根こそぎ採ってしまったせいか今ではまったく目視できないほどになっています。

たぶん枯れてなくなったんじゃないかな。

 

なのであえてここで声を上げて言うのであれば、山菜は限りある資源であることをそれぞれが認識をして「たくさん採ってきたのでどうするか」ではなく、初めから「必要な分だけを採る」ことをみんなが心がけてほしいと願うものであります。

 

実はこれって、何も山菜だけに当てはまることではなくて釣った魚も同様だと思います。

 

例えば、たくさん釣れてしまう「チカ」や「ワカサギ」。

特にワカサギなんかは「時速〇匹」とか「千匹達成」とか、とにかく数を釣ることだけに執着している釣りの典型のように僕には思えますが、このような釣り方を続けていたら間違いなくそこから魚がいなくなると思います。

もちろん釣りを楽しむのも否定はしませんが、少なくとも魚がいなくなってからではもう手遅れということにはならないで欲しいものです。

 

ということで、いろいろ最近僕なりに感じたことを書いてきましたが、ようは限りある資源を大事にして末永くみんなが平等に楽しめたらそれが一番なんじゃないかなと言いたかっただけであり・・・

 

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